この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿の令嬢
第7章 危険な一夜

 鼻先を掠めるレオの匂いにも興奮してしまう。きつくスカートを噛み締めていても、押し殺す甘い喘ぎは一層艶かしく、そして乱れる。



「ん、んんっ……、ふぅ……ん……っ、ぅふ、ンンッ……」


「こら、そんなに声出したらバレるぞ? あっちの邪魔しちゃ悪いだろ?」


 ──邪魔?


 抑えきれない声で咽頭を震わし、レオがなにを言っているのか確かめようと視線だけ向ければ。


「──ッ」


 ニーナとセドリックが唇を重ねて互いに貪っていた。


 なにかある、とは思ってはいたが、キスをする仲だとは思っておらず、アリエッタは眼を見張る。


 ニーナのことはよく知っている。だけれどキスをしているニーナの顔は見たこともない顔で。頬を上気させ、うっとりとセドリックの口づけを受け入れていた。


 艶かしいその光景にアリエッタの疼きが増す。見てはいけないものだと頭を過り、慌てて視線を逸らす。しかしそこには誰よりも艶かしい顔をしたレオがいて。


 ドクン──と大きく波打つ心臓。


「んんんーっ!!」


 下肢からせり上がる疼きを察したよう、レオはアリエッタの首筋を貪り、強く吸い上げ。指は弱点ばかり執拗に責め立て、首筋の痛みと蕩けてしまいそうな蜜壺への責めに、アリエッタは堪えきれず達してしまった。







.

/724ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ