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第7章 危険な一夜

　やわやわと頂を食まれ、もう一方は指で捏ねられていると、鳩尾辺りがきゅうっと収縮する。擦り合わせる太股は蜜でぬるぬると滑った。


「あ、ん……っ、もっと……強くして……ください」


「こうか？」


「ああっ……！」


　カリッと甘噛みされると、突き抜けるような痺れが駆け抜けた。


　手で弄る頂も乳房ごと強く摘ままれ、どうしようもなく愉悦が襲う。だがそれだけでは足りないと、下肢が蜜を溢れさせ、泣いていた。


「はぁっ……、ん……レオ……様」


「どうした？　次はどこに触れて欲しいんだ？」


　こりこりと頂を舌で弄び、レオは目を細める。アリエッタは陶酔しきった表情で乳房に顔を埋めるレオを見下ろし、脚を僅かに開いた。


「こ、こに……くだ、さい……はぁっ」


　ヒクつく蜜口は苦しいほど疼き、溢れる蜜はすでにリネンを濡らしている。


「こことは？　口で言ってもらわないと解らないぞ？」


「あ……だから……、ん……」


　どう言えば伝わるのか解らず、アリエッタはレオの手首を掴み、恐々と下肢へと持っていく。


　その行動が男の欲を煽るとも知らず、酩酊していなければ決して取らない行動に走っていた。







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