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隠匿の令嬢
第7章 危険な一夜
幾度も角度を変えてキスをしていると、体温が上昇し、酒がさらに回る。アリエッタは陶酔に身を委ね、でも息苦しくてレオの腕の辺りの上着を握り締めた。
「……ん、ぅ……っ」
レオの掌がアリエッタの乳房を包み込み、緩慢に揉みしだいてく。指の間に挟まれる桃色の蕾は、掠める度に固くなる。
アリエッタの柔らかさを愉しむような動きにアリエッタも反応を見せ、腰をくねらせ、下着をつけていない太股を擦り合わせた。
「あっ……は……ん」
もどかしい快感にアリエッタは唇を離し、背を仰け反らせる。
「アリエッタ。どこに触れて欲しい? 今日は教えてくれるんだろ?」
「あ……っ!」
痛いほど強く胸を揉まれ、豊かな乳房は形を変える。だが痛みさえもアリエッタの身体は快感と受け取り、矯声を上げる。
「ん……、ここに……触れてください」
アリエッタは恥じらいながらも立ち上がる頂を視線で指し示す。
「ここ?」
「あっ!」
だがレオは頂には触れず、その少し脇の柔肌を吸い上げた。
「んっ……そこじゃ……」
鬱血の痕を舐めるレオの唇へと身体を捩って頂を誘導する。ほんの僅かに触れただけでビクンとアリエッタは跳ね、フッと笑みを零すレオの熱い口腔に蕾が含まれると、胴震いした。
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