この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
隠匿の令嬢
第11章 夜会での邂逅
「待って……。せめてベッドに行ってからにしましょ?」
“珍しく”躊躇うアリエッタにレオは首を横に振る。
「ベッドでも抱く。けどここでもだ」
蜜口を雄茎で軽く叩き、せっついてくる。アリエッタは逡巡したのち、ゆるゆると腰を落としていく。
「ふぁ……」
お湯よりも熱い雄芯をぎこちなく迎え入れると、背筋が戦慄〈オノノ〉く。一度達した柔襞は滑りがいいものの、自ら迎える行為は初めてで、すべてを呑み込む勇気がない。
雄芯の中ほどでアリエッタが動きを止めてしまうと、レオが眉をそびやかす。
「どうした? まだ半分も挿ってないぞ」
「は……あぁ……」
隘路を押し開ける屹立は何度受け入れても長大過ぎる。促され、ほんの僅か進めただけで、またも躊躇する。
「痛くはないはずだ。アリエッタの身体は俺に馴染んでるのだから」
「ひぁっ……!」
耳朶を食み、耳殻をぴちゃぴちゃと音をさせて舐められ、秘玉を捏ねられると膝から力が抜け、崩れ落ちた拍子に遂にすべてを呑み込んでしまった。
.