この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿の令嬢
第12章 檻の邸


 長い長い口づけで蕩けた表情をするアリエッタのドレスは、背中のリボンをほどかれただけ。脱がされず、布地の上から乳房を指と舌でレオが可愛がる。


「ふ……ん、……あ、あ……っ」


 もどかしい快感がさざ波となって頂から広がって、下腹がキュンと泣く。


 唾液でしとどに濡れたドレスは変色し、ぷくっと盛り上がる乳首を浮き彫りにしていた。


「ドレス越しでもこれだけ硬くなってれば、形がよくわかるな」


「あぁっ!」


 一方は歯を立ててカリッと噛まれ、他方は指で強く摘ままれ、刺激が脊髄を駆け抜ける。


「もしかして、軽く達したか? 胸だけで?」


 ビクビクと小刻みに腰を揺らすアリエッタを目ざとく気づき、レオは忍び笑う。


 素知らぬふりをしてくれればいいのに。羞恥で白皙を薄桃色に染め、両手で顔を覆う。


「こら、隠すな。キミはプレゼントの中身なんだから、勝手に隠すんじゃない」


「いやっ……恥ずかしいの」


「恥ずかしくなんてない。感じてるキミは最高に綺麗だ。だから見せてくれ」


「──っ」


 お世辞でもレオに誉められれば嬉しくて。アリエッタはおずおずと顔を覗かせると口づけられた。





.
/724ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ