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隠匿の令嬢
第14章 束の間の幸福と崩落の足音


「反省してるか?」


「して……ます」


「どうだか……。一応お仕置きしておくか」


「お仕置きって……」


 不穏な響きに怯えるアリエッタをレオは易々と組み敷く。そして情交の名残のある蜜口に肉棒を捩じ込んできた。


「ああっ……! 嘘……やぁっ! 待ってぇ」


「待たない。お仕置きだと言ったろ」


 昨日遅くまで大量に放たれた精と解されきった蜜洞は、愛撫の必要もないほど容易に呑み込んでいた。


 そうしてアリエッタもまた快感の海へと呑まれる。




 もうそこまで崩落の気配が近付いていることを知りもせず。


 愛しい人の腕の中、アリエッタは甘い声を枯れるほどに上げ続けた。







 そしてそれは唐突に訪れたのだった──。 








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