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隠匿の令嬢
第22章 エピローグ



「ほら、前に私とお菓子を作って食べてたときにレオが迎えに来たでしょ? そのときにアリエッタが近いうちに娘になるからって言ってたのよ?」


「え……? ええっ!?」


「母上! 余計なことをおっしゃらないでください」


 アリエッタが驚愕してレオを見上げると、彼は焦ったように眉を顰めて王妃をねめつけていた。


「いいじゃない。嘘は言ってないわ」


「こらこら、あまりレオを苛めるものじゃないよ。さ、他の者も話したがってる。私たちは行こうか」


「そうね。じゃあアリエッタ。あとからよーくこの話、レオから聞くのよ」


 そう言って王妃はアリエッタにウインクをした。


 レオは仏頂面をしていたが、その頬は僅かに染まっていた。


 ──ええっと……。


 アリエッタはなにがなんだか……という思いだったが、祝宴中はずっとそわそわするのを止められなかった。






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