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隠匿の令嬢
第3章 肉食獣は紳士の仮面を被る
アリエッタの容貌や性格からは想像がつかない豊満な乳房。その薄く色づく頂〈イタダキ〉は外気に晒されてなのか、レオの与える官能であるのか勃ち上がりかけていた。
「や……やだ! 見ないで……もうやめて」
はしたなく育った乳房を隠そうと腕を回すが、それも呆気なくレオによって剥がされる。
「あと12回も残ってる。大人しく口づけされてろ」
にやりと歪められた形いい唇は、次の瞬間にはアリエッタの頂を咥えていた。
「ひっ! やあぁぁっ!」
乳首など赤ん坊が必要とする場所で、大人の男性が吸い付くなどとは思っておらず、愕然と眼を見開いた。
ぬるぬるとした舌が乳首を転がし、悪戯に吸いあげられ甘噛みされる。そのうちもう片方の乳房はレオの手でやわやわと揉まれ、乳首を摘ままれた。
「や……触らないで」
「どうして? 気持ちよさそうだが?」
「気持ちいいなんて……んっ……な……い」
「そうか? 見てみろ。ここはこんなに固く尖ってきてるぞ」
レオはそう言って唾液でぬらぬらと光る乳首を赤い肉厚の舌で持ち上げ見せ付けた。
今だかつてないほど勃ち上がる乳首に、本能的に恥ずかしいことなのだと小さく悲鳴をあげてギュッと眼を閉じた。
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