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貴方に恋をして…
第4章 繋がり
アイステイーを口にしながら私は、何処かの学校の生徒が色めき立っていたのを不思議に思った。
絵美も私と同じだったらしく、他の学校の生徒達と同じように視線を移した。

クレープを食べに来たという感じではなく、その男の人…もとい有間悠斗センセーがそこに居たーー

「あれって、有間先生?」
絵美も何故彼が居るか分からないようだ。
他の学校の生徒を遠ざけ、有間センセーが私達に気付いた。

「買い食いか?」

甘く微かに低いその声は、彼の魅力を引き立てるには充分だ。

「ええ、誰かさんのせいで散々でしたから。」

私はわざと挑発的に視線を見据える。

「それは聞き捨てならないな?」

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