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貴方に恋をして…
第4章 繋がり
頭を下げた私のちょうどおでこの辺りに軽く痛みが走るーー

「痛っ…」

センセーにどうやらデコピンされた様だと気づき彼を見上げた。

「もう忘れるなよ?」

そう言ってセンセーは微笑して車へと向かった。
白のセダンの高級車を見送ったのだった。

スマホを確認すると、綺麗な字で、
相談事あるならメールでとの彼のアドレスが書かれていたーー

「奈緒〜!」

絵美の声だ、どうやら心配して来たらしい。

「あっ、スマホあったんだ!」

「……うん」

私のそっけない態度に絵美は不思議そうに顔を見た。

「顔、赤いよ?どうかした?」

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