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貴方に恋をして…
第4章 繋がり
「待ってようか?」

絵美の優しさを感じながらも、悪いと思った私は絵美に話した。

「ん…大丈夫、ミスったのは私だしね。」

そう話した後私はバタバタとフリュイに戻った。

絵美と座っていた席を確認すると、やはりというかスマホはそこには無かったーー

落胆する私にコツンと後ろから何かが当たり、地面へと落ちた。

ストロー?
怪訝に思いながら振り返るとそこには帰った筈のセンセーが居たーー

「どうして居るんですか?」

もう用はないはずなのに何故ここに居るのかが、分からなかった。

「お前、忘れ物取りに来たんだろ?」

センセーの手には確かに私のスマホがあった。
じゃあ、この為に?

「無くしたら困るものはきちんと確認しろ。」

スマホを手渡され、私は慌てて頭を下げた。

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