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貴方に恋をして…
第5章 悠斗side2
「朝の事覚えてるか?」

俺は単刀直入に彼女に話し掛けた。
そんな彼女はというと、暫しの間の後にやっと口を開いた。

「……何でしたっけ?」

俺は溜め息をつきながらも彼女に確認するーー

「朝、話すって言ったろう?」

その問い掛けにやっと彼女も思い出したらしく、絵美の方を申し訳なく見つめた。

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