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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第4章 類は友を呼ぶ
ーー・・バタンッ!
と力強くドアが閉まる音がする。そして、いきなり強引にキスをしてくるハンソン。
壁が真後ろにある為、息を吸おうと思っても上手に身体を動かせない。ー・・私の顔の横に手をつき、口内を全部舐め尽くすかの様に激しく、せわしなく、彼の舌は乱舞する。
「ー・・・・っ!・・はぁっ!」
「小百合・・。」
優しく名前を呼ばれ、唇がそっと放されたその瞬間に深く息を吸い込んだ。そんな私を少し笑いながら、彼は見つめて、再びキスの嵐を私に振り落とす。
そして、顔の横についていた手を私の腰の後ろに回してテーブルの上にエスコートしてくれた。
さすが外国人だ、ムードを作るのも
その気にさせるのもお手のものってか。
着物の中に手をいれて、厭らしく私の太ももをさすってくる。付け根から、膝下へー・・
そんな動きを何回も、じれったい程されて
私が欲情しない訳がない。