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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第5章 情熱とは熱しやすく冷めやすい


イギリスという国は、差別などは少ないけれど基本的には保守的な人間が多い。

歴史的なアートが沢山町に立ち並んでいて、いまだに階級社会なのも、その名残と考えて良いだろう。保守的だからダメ!って言うわけではない。ただ長期的に滞在していると嫌な場面も見えてくるものだー・・。

そんな大学生時代を思い返しながら、
私はホテルの前でタクシーを捕まえて、ハンソンから渡されたチケットに書いてあるドームの名前を伝える。

結局、一度日本に帰ると疲れてしまうから私は、この国に滞在することにした。
こっちでノートパソコンを購入して、スマホから仕事のデータをすべて写した為仕事は問題なくこなすことが出来た。wi-fiも勿論、ホテルに完備されてある。不自由は無かった。

しかも、こんな数週間の滞在で、尚且つシャキーラと泊まったホテルにずっと滞在していたから嫌な経験等はしていない。むしろ、長期滞在していたからかホテルやホテルのレストランでは、あろうことVIP扱いみたいなモノをされた。

だけどー・・地下鉄などに乗ると違うものだ。

日本とも、さほど変わらない。年配でかなり酔いつぶれているおじさんが居たら白人に向かって「お前らアメリカは!」と言い出す可能性もあるだろう。彼たちは白人は全員アメリカ人・黒人は怖い人、と思っている。

だから着物などを着ていない限り、私が中国人だと間違われて「この移民が!俺達の町を汚しやがって」って言われる事もあれば、アジア人というだけで差別されることもあるだろう。

何処の国も一緒だ。優しい人もいれば、そういう人もいる

でも私はそんな経験をしたくないがために。タクシーを使った。
ホテル前に停まってあるタクシーなら割と上等な人を乗せている経験が多いため、変なことも言われないし干渉もされない。

私は運転手さんに頼んで窓をあけてもらい、タバコを一本だけ吸った。


幻想的な町並みに、ジャック・ザ・リッパーを思い浮かべながらー・・。
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