パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 主婦の長期休暇

Lies sometimes can be expedient


ーー嘘も方便ーー



ねぇ、貴方もその言葉知ってるでしょ？

意味くらい理解できるでしょう？




私は彼に抱かれたー･･。でも、そこに恋愛感情はない。


あなたに抱かれることでしか
今の私は"本当の愛"を知ることが出来ないのよ。





そんなことを思ってしまう。



ねぇ、どうして、そんなに切なそうな声なの？



「小百合ーー･･。」




「愛しすぎて辛いよーー･･。

君にあんなことを頼まなかったら

君をパーティーに連れていかなかったら･･。


僕たちは出会ってなかったけど

でもーー･･僕がここまで辛くなることもなかったよね」





ーーー･･ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯｯ！！！


ーーーー･･ｸﾞﾁｮｸﾞﾁｮｯｯ！！！！



卑猥な音が混ざりあって、耳を愛撫する。





「ハンソンーー･･気が狂いそう･･っ！！」




「いいよ。そのまま狂ってくれ。

もう僕もーー･･すべてを忘れたいんだ。」




「顔見せてよーっ･･いつものっ。」




私の願いは届かないのか？


この体制だから、彼の表情がわからない。




「あっ！！もう無理っー･･だめよっっ！！」



「････。」





「ーーー･･ぁああっ！ひゃっっ！」



「んぅっっ！！本当に･･もうイクっーー･･！


あああっぁああっ！いやぁっーーんっうう！」







部屋中に響く私の"女の声"



廊下まで聞こえてたらどうしよう･･。なんて理性は無いの。



意識を失う少し前に、ハンソンの苦しそうな声を聞いて私は深くてどこか心配になりそうなほど怖い闇に落ちた。