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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第10章 嫉妬心は愛情の塊

"小百合、結婚しようね。約束しただろう?"


"ハンソンーー・・。
私と結婚しても誰にも文句言われない?"



"文句?例えば?"




"レイシストの人とかに・・。
私はやっぱりアジア人だからーー・・。"


"はは。そんなの言われる訳ないだろう。

もし仮にそんなことを言われたら・・
僕は何としてでも君を守るよ。"



"ハンソンーー・・。"




"小百合・・。"





深くキスをした二人ー・・。

綺麗な絵画の前だ。
有名な絵。ゴーンバッハという人物が今から100年以上も前に書き上げたといわれてる。

そこには私とハンソンの二人。
誰にも邪魔はされないーー・・。






「ーー・・おい!小百合!」


布団を剥ぎ取られて、吃驚して起き上がる。

私の目の前にいるのは、紫音を抱いている柳沢。



ハンソンとの会話はーー・・夢か。




「いつまで寝てんだよ。あんた、昨日の夕方から寝て一度も起きなかったぜ。」


「うそ・・。」



「起きろ。マクド行くぞ。」



「え、てか今何時?」



「10時。」



うそーー・・いくらなんでも寝過ぎでしょ、私。


「シャキーラ来るんだろ?それまでに用意しろよ。」



「あ!そうだ!シャキーラ!!」




「はぁーー・・。
そんなに疲れるまで普通セックスするか?」

と呆れられるのも無理ない。
私が逆の立場でも呆れ返ってると思う。


「小百合の電話鳴ってたから出たぞ、シャキーラだったし。12時半にこっちつくって。」


「うそ?!はやー・・。わかった」




「はぁ。ほら、行くぞ。」


寝起きなのにーー・・。昨日化粧も落とさないまま寝たから顔はベタベタしてるは髪は油っぽいはで最悪。

でもこの人が一々シャワー浴びる間待ってくれる筈はない。可能性がゼロに近い事は口に出さないのが私流の生き方だ。


サングラスとマスクを取り出して、

少し足早に彼達の後を追いかけた。
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