この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第10章 嫉妬心は愛情の塊




ーーー・・ゴクッゴクッゴクッ!!!

真っ暗な寝室に、喉を潤す音がハッキリと聞こえる。


「ハンソンとラブラブしたの本当かって・・」


「んな訳ないでしょう!遊ばれただけだわ。

あいつがふざけて付けたキスマークのせいで・・」


あれが無ければ絶対に貴重な時間を楽しめていた。

そうなれば、今、こんな辛い思いもしていないハズだ。私の心がハンソン一色に染まっている時なら、柳沢に女が居ようが、居まいが気にもならない。

よって、こんなにテンションが下がる事もない。



「あぁ、もう嫌になっちゃう!

いっその事紫音連れて家出しようかな」



涎でギトギトの紫音のほっぺをさわりながら、そんな事を呟いた。


この子が私の中で、かえがえの無い存在になってるのは間違いない。

じゃあーー・・柳沢はどうなんだろう?


私のこころの中で、

柳沢光っていう罪な男は
どの立ち位置に居るんだろうかーー・・?


きっと、一時間や二時間考えただけでは答えなんて出ない。

そんな事は百も承知しながらも、

私はもう一度、冷たいお茶を飲み干してから
ベッドに横になって目を瞑った。


明日、起きたら


今まで通りの私になってますようにーー・・





と月の光にお願いをしながらーー・・。
/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ