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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第11章 魔法の検査薬
「サッカーが出来ないってどういう意味?」
「そのままだよ。まだ確定じゃないけどな。
協会側はそう思ってるってだけの話だ」
「どうして・・・?誰の意思よ?」
「意思ではどうにもならない問題もある」
意思ではどうにもならないー・・?
「二年後のワールドカップには出たいし、出る気満々だけどこの先どう転ぶかなんて誰にも分からないしな。」
「え、何。意味がわからへん・・・」
普通に生活してて、こいつが病気とか怪我とか・・・そんなのぜんぜん気がつかなかった。私に分からないってことはそんなに重症じゃないんじゃないの?
それかー・・隠してただけ?
「教えてやろうか」
「何を」
「どこがどう悪いか」
甘い飴玉を口に含んでから、後頭部を掴まれて深く口付けされる。
私の歯並びひとつひとつを確認するかの様に
口内をせわしく動き回る彼の舌からあつい熱を感じた。
「--・・・んっ・・・」
紫音が居るのにーー・・・。
「ーー・・っぷはっ!!
ダメよ、紫音が見てたらどうすんのよ!!」
「見てないよ。俺達はあいつのこと見えるけど
あいつからは机が死角になってて俺達のこと見えない」
納得しちゃ・・・いけない!!
と思ったけど、もう一度、次は顎をつかまれてキスされる。
身体が熔けてしまいそうー・・
これから起きようとしている快楽に身を任せていいのだろうか?
「んっ!ぁあっ!」
彼のひざの上に座らされて、バスタオルを取られる。
彼の目の前にある、私の2つのふくらみー・・。
それをまるで慈しむかの様に、強く握ると、
乳首を口に含んだ。
「んっうっ!!--・・はぁっ!」
奥歯で甘噛みされて、思わず大きな声が出る。
紫音に聞こえちゃうっー・・・。