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第5章 事務所での出会い

翌日私は事務所に呼び出された
多分怒られるんだろうなと重い気分で向かった



会議室に通され
スタッフの言葉に耳を疑った



え？本気ですか？？？


本気ですよ。
料理が上手だとか
ファンや中国メンバーから話し聞いてますし。
単独公演まで韓国にいて
みんなの食事をよろしくお願いします。
もちろんお給料も払います。


断ったりしませんよねみたいな目で見られ

断れず受けることにした


詳しく話を進めるため
担当者を呼んできますので
少し待ってて下さいね


スタッフが出ていき
ちょっと後悔していると

ドアがあく


あれ？
間違えた。

間違えたといいながらも長身の男の子が入ってきて
見つめられた

新しいスタッフさん？


いえ、違います。


ますます見つめられ
俯いてしまう


あ、分かった！
ファンのお姉さん！
だよね？


にっこり笑いかけられる


はい。
もしかして、○グループのシウさん…？


しっかり顔を見て気づく


知っててくれてるんだ
嬉しいな。


ニコニコするシウ

イメージと違い、なんだかチャラい感じでびっくりする

あ、もう行かないと。
じゃあね、お姉さん☆


スッと顔を近づけて

ちゅう


またねー。
と出ていくシウ








…キスされた


恋人のいない私は久しぶりの他人からのキスに赤くなった