パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 香港で

そしてジョンとの待ち合わせの時間

ちょっと早く着いて待っていると
声をかけられる

待ち合わせですか？

？？？
はい。

何かの勧誘かな？と思っていると

少しだけ時間ありませんか？
もしあれば、僕とカフェにでも行きませんか？

と言われる、どうやらナンパだったらしいが
広東語だったため半分くらいしかわからず
おろおろしてしまう
（本人は北京語）


えっと、あの・・・



僕の彼女に何か御用ですか？

英語で聞こえ、肩を抱かれた。

ジョン！

びっくりしたが見つめる。
ナンパ男はすごすごと去って行った

お待たせしてすみません。

肩から手を離し笑う。

何でおろおろしてたんですか？



広東語で話しかけられて、
よくわからなくて
困っちゃったの。
ナンパなんてされたことなかったし。

苦笑いする

っていうか、スーツなのね。
ステキ。

まじまじ見てしまう


お姉さんは、なんか大人っぽいっていうか・・・
セクシーですね。


ダメだった？

いえ、でも目のやり場に困ります。


ジョンはそういうことを言っても
なぜかさわやかで
卑猥さがなくていい


どこに行くか決めてるの？
私ね香港に友達がいて
お勧めの観光地聞いたんだけど
ヴィクトリアピークの頂上からの夜景は
見たほうがいいっていってたよ。

身長の低い私はジョンの顔を見上げて言う


今日、誘わせていただいたのはそれが理由なんですよ。
ヴィクトリアピーク行きたかったんですけど
男一人でって寂しいじゃないですか。
それにレストランにも入りにくいから。

誘い受けていただいてありがとうございます。

やっぱりジョンは丁寧だ。


それまではどうするの？


いろいろ調べたんですよ。
余裕持って回れるように予定組んだんで
行きましょう。

にっこり笑う
ジョンの笑顔はさわやかでとってもかわいい

てを、つないでもいいですか？

見つめられ
いいよ。
とこたえた