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フライングバタフライ
第3章 潜入
「こんばんは、サメジマさん。またお邪魔したの。」
サメジマは驚くこともなく、笑って答えた。
「これはこれは、また来ていただいたんですね。今日もどうです?ビップルームへ。」
目の奥では笑っていない。
「いいのかしら、この間も素敵なカクテルをご馳走になったのに。」
「気に入っていただけたら良かった。オーナーもユミさんのことを大変気に入りまして、また是非お会いしたいと言っていたのですよ。」
おそらくそれは嘘じゃないのだろう。ユミは特有の勘でそれを悟った。
(おそらくどこかで私の情報を仕入れて・・・。)
だとしたらユミのことを知り過ぎているのことにも合点がいく。
(だったら好都合、乗ってやる。)
ユミはサメジマに誘われ、再びビップルームへ入った。
サメジマは驚くこともなく、笑って答えた。
「これはこれは、また来ていただいたんですね。今日もどうです?ビップルームへ。」
目の奥では笑っていない。
「いいのかしら、この間も素敵なカクテルをご馳走になったのに。」
「気に入っていただけたら良かった。オーナーもユミさんのことを大変気に入りまして、また是非お会いしたいと言っていたのですよ。」
おそらくそれは嘘じゃないのだろう。ユミは特有の勘でそれを悟った。
(おそらくどこかで私の情報を仕入れて・・・。)
だとしたらユミのことを知り過ぎているのことにも合点がいく。
(だったら好都合、乗ってやる。)
ユミはサメジマに誘われ、再びビップルームへ入った。