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フライングバタフライ
第3章 潜入
ユミの殺気に感化されるように、先程グラスを受け取った大男がゴンドウを庇うように間に入った。
(大丈夫、こんな大男だって倒したことはある。)
スーツの上着を乱暴に脱ぎ、シャツの腕を捲ると龍の刺青が現れた。
(威嚇のためのポーズね。弱い奴がよくやること!)
「カンザキ、相手は可愛い女の子だ。手加減してやるんだぞ。」
カンザキと呼ばれる大男の背後でゴンドウはニヤリとしている。
「そうよ、嫁入り前なんだから手加減してよね。」
ユミがそう呟いた瞬間、カンザキは太い腕でしならせ左フックをかましてきた。
(大丈夫、こんな大男だって倒したことはある。)
スーツの上着を乱暴に脱ぎ、シャツの腕を捲ると龍の刺青が現れた。
(威嚇のためのポーズね。弱い奴がよくやること!)
「カンザキ、相手は可愛い女の子だ。手加減してやるんだぞ。」
カンザキと呼ばれる大男の背後でゴンドウはニヤリとしている。
「そうよ、嫁入り前なんだから手加減してよね。」
ユミがそう呟いた瞬間、カンザキは太い腕でしならせ左フックをかましてきた。