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第5章 思惑と誘い

泡が少しずつ、女の身体から消え始めた。
男は、大きく開いた女の秘部に指先を這わせる。


「ひゃう！」


小さく主張していた突起をつつくと、女の身体が跳ねた。


「感じてるの？」


笑みを含んだ声で女に問いかけても、女からの返事はなかった。

女の秘部が泡で隠れ始めた。
執拗に突起を指先で撫でれば、次第に大きく充血し始める。

女の声も高く、大きくなって来た。


「あっ、あぁあ！
　きもちぃよぉ！あぁん！」


開きっぱなしの唇の端から、涎が顎を伝う。

突起だけでなく、乳房を激しく揉んだ。
女の身体が震える様に跳ね、自然と足に力が入る。

男は、突起を弄りながら、シャワーを取った。


「んひいぃい！
　もういくっ、いくうう！」


泡のお陰で滑りも良くなり、突起を弄る指先も早くなる。女は強すぎる快感に、全身を震わせた。


「ああぁぁああぁ！！！」


女の絶頂を確認し、男は突起から指を外す。
全身の力が抜け、女は男に体重を預けたまま、肩で激しく息をしていた。

女の身体についた泡をシャワーで流し、そのままシャワーを女の秘部に当てる。


「ひいいい！

　だめ、だめええ！
　いってるのおお！」


絶頂を迎えたばかりで、敏感になった秘部は、素直にそれを快感と受け取った。
女は再び快感に襲われ、身体を強ばらせる。