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ふしだらで曖昧
第5章 思惑と誘い
女は快感に身体を捩らせるも、下から男に激しく突き上げられ、女は絶頂を迎えた。


「あひいいぃい!!」


びくびくと身体を震わせ、女は絶頂を迎えるも、男は無理矢理女の腰を動かす。
強すぎる快感に女はなすがままだ。


「あぁあ!らめええ!
 いってる、からあぁあ!!」


女が悲鳴に近い声で、訴えかけるも、男は耳を貸さない。
男は自分の快感を追う様に、強く突き上げる。


「いくぞ…っ」


吐息混じりに男が呟くと、女は男に必死にしがみつき、快感に耐える。


「あぁあ!やあぁあ!!
 もぅ、らめえええ!!!」


ブルブルと震える女の胎内に、男は精液を流し込んだ。男は詰まるに吐息を漏らすと、荒い呼吸を繰り返す女の背中をぽんぽんと優しく叩き撫でる。

女の呼吸が落ち着くのを、男はその体制のまま待った。


「大丈夫か?」


男が声をかけると、女は小さく頷いた。
ゆっくり自分の身体と引き離し、女はタイルの上に座り込んだ。


「ゆっくり湯船にでも
 浸ったら?」


女は火照った顔をあげて、弱々しく微笑むと、ゆっくりした動作で湯船に浸かった。
気持ちよさそうに目を細め、うとうとし始める。


「寝るなよ」


苦笑混じりに男が言うと、女は頷くが、どうやら無理の様だ。
男が小さくため息をついて、女に近づく。


「ベッドにいくか?」

「大丈夫」


女の頑なな意志に、男は苦笑気味にため息を小さく吐き、自分の身体を洗い始めた。
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