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デリヘル嬢 お客様日記
第3章 しおりちゃん
「わあ!どうしたのー?制服着て、かわいいね!」

体格は男の方だし、背も大きい、けどカツラまでかぶっていて
女の子に似せようと頑張っていた。

『かわいくなんてない・・・、引かない・・?』

自信がなさげにうつむきながら私に問いかける。

「ひくわけないじゃん!女の子になりたいのー?」

あくまでもフランクに、友達のように話しかけた。

コクリ

うなづいてうつむきながら話す

『女の子にね、なりたいわけじゃないんだけど、女の子のかっこうをして
 えっちなことしたいって思うの・・変態かなあ、、』

「とってもえっちだねー、わたしもコスプレって好きだよ!名前は何て呼んだらいいかな?」

『・・・しおり・・』

そういってしおりちゃんはスカートのすそをぎゅっともち、顔をそむけて恥ずかしそうに言った。

「しおりちゃんね!わたしはきいだよ!きいちゃんって呼んでくれる?」

『・・きいちゃん。』

「うん♥しおりちゃん♥」

しおりちゃんが上を向いて、私の顔をじっと見た。

『きいちゃん、わたしのおねーちゃんになってくれる?』

「いいよ?しおりちゃんは私の妹だね?」

『うん・・しおり、一人でシャワーしてくるから、おねーちゃん洋服着てまっててもらってもいい・・?』

「いいよ!♥じゃあ準備して待ってるね!あんまり遅かったらだめだからねー?」

ぱあっと笑顔になってしおりちゃんは
『わかった!♥』

そうこたえてシャワールームに向かっていった。

『テーブルの上にお母さんからおねえちゃんに渡してって言われた金、
おいておくからね!』

そういって料金の場所を教えた。
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