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2 人 に 堕 ち て 。
第17章 3 r d x x x
「…っずっと、すきだったんだよ。茉麻。欲しくて欲しくて仕方がなかったんだ。だから、こんなことまでした。でも、そのくらい、茉麻のことが、本気で…っ」
「…ほんとうに?」
茉麻が、言葉を発した。初めて、康希を遮って。
「ほんとうに、わたしのことが、すきなの?康希っ」
「…ああ、すきだよ、すきすぎてオカシクなるくらい、茉麻がすきなんだよ。たとえもう茉麻が佳孝クンのものになってても…」
「っちがう!わたしがすきなのは、佳孝じゃないよ!」
康希は目を見張った。
佳孝が残した言葉を思い出した。
…わたし、いまが、素直になるとき…?