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2 人 に 堕 ち て 。
第17章 3 r d x x x
「…わたしが、ほんとうにすきなのは、康希だよ!恋愛感情で、こうきが、すきっ!すきなの!」
涙を溢しながら、見つめてくる、茉麻。
その瞳に映るのは、紛れもない自分だった。
驚き、情けない顔をした、僕だった。
高鳴る鼓動。
息が上がった。
「ほんとうに…?佳孝クンは?」
「佳孝は、友達としてのすきだよ。さっき、佳孝とシてるときに、気づいたの。わたしのいちばんは、康希だったの。ちゃんと、佳孝にもそう伝えたよ。…気づくのが遅くて、傷つけてっ、ごめんなさい…っ!!」