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2 人 に 堕 ち て 。
第4章 左 と 右
ーーーーーーずっとそばで見ていた幼馴染。
こんなにオンナのカラダになったのは、いつだっただろう…
そばにいるオトコに嫉妬することは何度もあった。
彼氏ができたとき
デートを目撃したとき
隣の家の茉麻の部屋に、男の影が映ったとき
それでも、動けなかった。
…幼馴染という、特別なポジションを手放したくなかった。
でも、もう、無理だった。
たとえこの関係が、壊れたとしても。
「ずっと、触ってみたかったんだ。茉麻…」
視線を逸らさずに、左の胸へと伸びた康希の手は、撫でるように肌を滑っていく。