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青に染められて
第9章 挫折に抱かれて
試合後青峰が姿を消したことも騒ぎが大きくなった要因の一つだった
校内で話を聞いた菜月も心配になり何度も連絡をいれた
落ち着かないまま青峰宅にも行ったが留守で途方にくれ自宅に帰った菜月を驚かせたのが菜月の玄関前にしゃがみ込んだ青髪の男の姿だった
駆け寄って話しかけても無言の男を無理やり部屋に入れ、現在に至っている
シーンとする部屋に壁掛け時計の秒針音が響いて聞こえた
「あいつは・・・あいつらが・・」
消え入る声で呟く男
「え?・・なに?・・あいつ?」
首を傾げて男の口元へ耳を寄せた菜月
その後ろ頭を大きな手が包むと菜月の唇を乾いた唇が塞いだ
菜月の唇の感触を確かめるようになぞる舌を菜月は拒否せずにじっとしていた
何度も往復する男の舌を自身の舌でそっと触れる
男の舌と彼女の舌が挨拶を交わすように触れた
唇にした様にお互いの舌を確認し合うように舌先が互いの輪郭をなぞり、表面を撫で、舌の裏へと移動する
溢れる唾液もペロリと舐めあい、絡ませあう舌からジンジンと身体の火照りを感じる
男と向き合い、身体を引き寄せあい唇の感触と舌の滑りを交換し合う
男の手が彼女の頬を何度も何度も撫でた
その手にまるで猫がすりよるようにして、菜月は応える
ふわりと天然の巻き毛をかきあげられ、彼女はくすぐったさを覚える
着たままの制服を菜月は自ら取り払っていく
校内で話を聞いた菜月も心配になり何度も連絡をいれた
落ち着かないまま青峰宅にも行ったが留守で途方にくれ自宅に帰った菜月を驚かせたのが菜月の玄関前にしゃがみ込んだ青髪の男の姿だった
駆け寄って話しかけても無言の男を無理やり部屋に入れ、現在に至っている
シーンとする部屋に壁掛け時計の秒針音が響いて聞こえた
「あいつは・・・あいつらが・・」
消え入る声で呟く男
「え?・・なに?・・あいつ?」
首を傾げて男の口元へ耳を寄せた菜月
その後ろ頭を大きな手が包むと菜月の唇を乾いた唇が塞いだ
菜月の唇の感触を確かめるようになぞる舌を菜月は拒否せずにじっとしていた
何度も往復する男の舌を自身の舌でそっと触れる
男の舌と彼女の舌が挨拶を交わすように触れた
唇にした様にお互いの舌を確認し合うように舌先が互いの輪郭をなぞり、表面を撫で、舌の裏へと移動する
溢れる唾液もペロリと舐めあい、絡ませあう舌からジンジンと身体の火照りを感じる
男と向き合い、身体を引き寄せあい唇の感触と舌の滑りを交換し合う
男の手が彼女の頬を何度も何度も撫でた
その手にまるで猫がすりよるようにして、菜月は応える
ふわりと天然の巻き毛をかきあげられ、彼女はくすぐったさを覚える
着たままの制服を菜月は自ら取り払っていく