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青に染められて
第10章 門出
待ちきれずに玄関前で男をまった

黒い影が近づきあっという間に男の匂いと硬い筋肉質な体に全身つつまれた

「ばーか。変質者だったらどーすんだよ」

「青くんだもん・・絶対に大丈夫」

「意味分かんね・・けどお前本当おちつくな」

軽々と持ち上げられて部屋に入るなり熱い口付けが唇を襲う

瞬く間に服を脱がされ下着をずらされて、キスだけで潤んだ内部を熱い猛りが押し入ってきた

持ち上げられたブラからこぼれる乳房にも男の赤い舌が這う

まちのぞんだ要求に満たされていく体が歓喜に震える

瞳から流れ落ちる涙が止まらない

「青くん青くん!」

しがみつくように男の名を呼ぶ

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