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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
「でも、これはあなたが着るべきよ」
 サヨンは首を振った。既に自分は酒場を出る際に、外套を渡されている。これは女将の使い古しだといわれたけれど、寒さを凌ぐには十分だった。
「私なら、これで十分。トンジュは何も上に羽織っていないのだもの。着の身着のままでいたら、あなたの方が風邪を引いてしまうわ」
 トンジュの面に優しい笑みがひろがった。
「俺なら心配要りませんよ。丈夫なだけが取り柄ですから」
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