この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
「ねえ、教えて。本当に夜な夜な狼が出るの?」
 ややあって、トンジュがプッと吹き出した。
「まさか、猪くらいはいるでしょうが、この山に狼はいませんよ。少なくとも、俺はここで生まれ育ちましたが、狼を見たことはいまだかつて一度もありませんね。まあ、この山に棲むのはせいぜいが兎や狐、鹿くらいのものです」
「トンジュ、あなたは私を騙したの?」
 サヨンの声が大きくなった。
/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ