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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
 天幕を作るのに使った布も袋の中から出てきた。枝を地面に立て、天井と両脇だけを布で覆った至って簡略なものだが、それでも雨露や寒さを幾ばくかは凌いでくれるはずだ。
 天幕の真正面は布がなく、そこから出入りすれば良い。
 トンジュは手際よく天幕を張り終えると、手に付いた泥を払い落とした。
「すぐに帰ってくるので、絶対にここを動かないで。もし逃げ出して迷ってしまったら、冗談ではなく大変なことになりますからね」
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