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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第5章 彷徨(さまよ)う二つの心
 その場所から二つ、三つの店を隔てた履き物屋と筆屋では、履き物屋の主人と筆屋の女房が商売もそっちのけで口角泡飛ばして話し込んでいる。サヨンは筆屋の前で足を止め、しばし迷った。巾着が思ったよりも高く売れたので、トンジュに良質な筆を買い求めて帰りたかったのだ。
 が、今日はあちこちに寄ったため、時間も予定よりは遅れている。山で一人待っているトンジュのことを考えると、一刻でも早く帰りたい。筆をゆっくりと選ぶのは、次回に延ばすことにした。
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