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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第2章 蓮野に降る雪
「どうしました?」
 屋敷を出てまだ半刻余りしか経っていないのに、早くもサヨンの息は上がり、足取りは鉛のように重かった。
 普段からろくに歩いた試しがないのだ。要するに、意思とは裏腹に身体がついてゆかないのである。
 サヨンは眉を寄せ、かぶりを振った。
「脚が少し」
 サヨンはしきりに悲鳴を上げる右の脹ら脛を撫でながら訴えた。
「痛むのですか?」
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