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氷の華~恋は駆け落ちから始まって~
第8章 あとがき二
あとがき
早いもので、今年も残すところ、あと半月になってしまいました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
今回の作品をご覧になって、〝おや?〟と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? そうなのです、いつもの私の作品よりもエモーショナルなシーンが多いとお感じになったのではないかと思います。
本作品は、さる文学新人賞に応募することを想定して書き上げました。いつものように作品が完成してから投稿先を探すというのとは違ったのです。その新人賞の応募規定の中に、必ずそういうシーンを入れるという決まりといいますか、お約束がございまして、こういう仕上がりになりました。
私自身、正直言いますと、そのテのシーンを書くのは苦手です。まぁ、経験のない者が描くのですから、書いていて、恥ずかしいやら―。それでも、ずっと書いてきて作品世界に浸りきっているときはまださほどでもないのですが、後から素面(?)に戻って読み返してみると、自分が書いたのに思わず赤面してしまったりします。
そんなわけで、今回、そういうシーンがあることをご理解いただければと思います。私と同じで苦手な方は、もうさらさらっとそこだけ読み流して下さい。あ、でも、他の部分はじっくりご覧下さいね(笑)。
今回は枚数制限もあったし、必要なシーンをどこでどのように効果的に入れるか、枚数が足りなさそうだったら、どれをカットするかなど、私なりに色々と考えて書きました。良い勉強になったと思います。
それでは、今回もありがとうございました。
愉しい年末年始をお迎え下さいませ。
東めぐみ拝
二〇一一年十二月吉日