この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
資格の学校がsexの学校に。
第1章 欲求不満とオナニーの日々
私は、桜子。
長年勤めた会社から退職勧奨を受け、辞めざるを得なくなって退職したのが3ヶ月前。
30代も半ばで放り出され、歳が歳だけに直ぐ再就職先が見つかることはなく、困り果てていた。
取り敢えず、履歴書に書けるような目ぼしい資格がない私は、取り敢えず資格さえ一つでもあればどこか拾ってくれるかもしれない…。
と、半ば就職活動から逃げるようにして、ここ、資格の学校LOCに入学した。
働かなきゃ日銭が無くて厳しいけど、この年でコンビニのパートをやることはプライドが許さなくて、
「私は、このまま終わる器じゃない。
もっと稼げる筈だ。」
なんて何処かの売れないバンドマンみたいな野心で、働きたくない自分に理由をつけながら通っている。
けれど、本当は私だって素敵な彼氏が欲しいし、結婚だってしたい。
この年まで独身だったのは、良い出会いがなかったことはもちろんだが、ある程度自分で稼げる力量があったから、下手な男とくっつくよりは気ままに一人で、なんて甘い現代風の考えであったことは事実。
でも、長年勤めても、会社はいとも簡単に退職させることができるんだと今回実感した。
だから、今まで男に頼りたいと思ったことが余りなかった私は、自信喪失気味だったし、働き続けていたけれどちょっと立ち止まってもいいかな、と考えるようになっていた。
長年勤めた会社から退職勧奨を受け、辞めざるを得なくなって退職したのが3ヶ月前。
30代も半ばで放り出され、歳が歳だけに直ぐ再就職先が見つかることはなく、困り果てていた。
取り敢えず、履歴書に書けるような目ぼしい資格がない私は、取り敢えず資格さえ一つでもあればどこか拾ってくれるかもしれない…。
と、半ば就職活動から逃げるようにして、ここ、資格の学校LOCに入学した。
働かなきゃ日銭が無くて厳しいけど、この年でコンビニのパートをやることはプライドが許さなくて、
「私は、このまま終わる器じゃない。
もっと稼げる筈だ。」
なんて何処かの売れないバンドマンみたいな野心で、働きたくない自分に理由をつけながら通っている。
けれど、本当は私だって素敵な彼氏が欲しいし、結婚だってしたい。
この年まで独身だったのは、良い出会いがなかったことはもちろんだが、ある程度自分で稼げる力量があったから、下手な男とくっつくよりは気ままに一人で、なんて甘い現代風の考えであったことは事実。
でも、長年勤めても、会社はいとも簡単に退職させることができるんだと今回実感した。
だから、今まで男に頼りたいと思ったことが余りなかった私は、自信喪失気味だったし、働き続けていたけれどちょっと立ち止まってもいいかな、と考えるようになっていた。