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夏の魔法
第6章 『本当』の真実は

『…意外にあっさり認めたでしょ?私が死んだって事』

『そうだね』

『…生きてたらタビオに触れられないから、だったら死んでる方がマシって思った』

脈打つ身体
暖かい唇が塩味のキスをくれる

『ねぇ、センリ…これから君だけのヒーローを目指したいんだ』

『…それさ?来世までずっと目指してね?』

クスクスと笑い合いながら
僕たちは海の上を歩いた

波音をメロディに
2人
歌いながら
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