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幕末タイムスリップ
第8章 華を取り合うクールな二人


(もうダメっ・・・手が痺れて・・・力が・・・)



華が腹をくくり目を思いっきり閉じた瞬間



「・・・そいつから手ぇ離せ」



落ち着いた、でも殺気がムンムンと匂う声が男を制止させる



「なんだぁ?・・・ひっ・・・」



男が振り向いた先には、浅葱色の羽織を風になびかせて立つ土方がいた


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