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幕末タイムスリップ
第8章 華を取り合うクールな二人


(何・・それ・・・土方さん、自分を責めて・・・)



「ほらっ、しっかり捕まっとけ」



キラリと光る剣を鞘に納めると、華を軽々とお姫様抱っこで持ち上げる



土方をここまで心配させたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、目の前にある大きな胸板に顔を埋める



「ありがとう・・・」



「・・・おう」



聞き取れるか聞き取れないか、わからないぐらい小さな小さな声で感謝を伝えると、独り言のような返事が返ってきた



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