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第10章 華を好きな理由～沖田総司～

「総司は子供たちに引っ張りだこで、声なんてかけれないですよ」


「何言ってるの？僕は華ちゃんの恋人なんだから、何よりも最優先にするに決まってるじゃん」


さらっと告白めいたことを言われると、どう反応していいのかわからなくなる


「華ちゃんは一目惚れって信じる？」


手当てをしながら問いかけてくる沖田


「一目惚れですか・・・？どうでしょう？」


「僕はね、初めて華ちゃん、君にしたんだよ」


綺麗な顔で微笑みかけながら言われれば、恋に落ちない女の子はいないだろう


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