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幕末タイムスリップ
第10章 華を好きな理由~沖田総司~
「でででもっ、初めてお逢いしたとき、刀を突きつけて・・・」
そう。タイムスリップしたあの日、刀を突きつけられ、一番最初に尋問してきた相手、それが沖田総司
「あのときはごめんね?屯所内だったしさ、変わった服も着ていたし、暗かったから」
良しできたと手のひらを消毒し終えた沖田は、おいでと手を取る
「初めて逢った時に、華ちゃんが一生懸命、ここに来た経緯や、寂しさを独りで堪えて泣いてる姿、女の子ってかわいいなって心から思ったんだよ?」
出会ったころの沖田の気持ちを初めて聞く華
そう言えば、あの時華を切らずに、土方さんを説得してくれたのも、沖田だ
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