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幕末タイムスリップ
第10章 華を好きな理由~沖田総司~
おどけたように言う沖田に、胸を締め付けられ心の底からごめんなさいと謝った
「みんな心配しちゃうかもしれないけど、今日だけここでお泊りして帰ろう?」
「・・・そうですね、私も総司ともう少し一緒にいたいと思ってました」
二人は窓の隙間から見える蛍を眺めながら同じ一夜を明かした
次の日、屯所に帰ると待っていたのは土方からのお叱りで、足が痺れて立てなくなるくらい怒られた
そして、沖田はいつも通りふざけた様な表情ばかりで、もう一度セックスしているときの、本気な顔を見たいなと華は日々思うようになった
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