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幕末タイムスリップ
第11章 華を好きな理由~土方歳三~


「華のくせに・・・」



悲しい笑顔で振りむき、抱きしめると首筋に顔を埋める土方



首筋に顔を埋めてしばらくすると、低く掠れたような嗚咽が聞こえてくる



「俺だって・・・っ・・・つらい・・・」



「はい・・・」



「でも・・・俺が近藤さんを・・・新撰組を・・・っ・・・守らねぇと・・・」



「はい・・・」



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