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幕末タイムスリップ
第11章 華を好きな理由~土方歳三~
華は土方を抱きしめながら、相槌をうつ
ポツリポツリと出てくる土方の本音は、山南さんを切腹させた時の冷たい態度とは真逆で、誰よりも人情深くて、温かい心そのものだった
全てを吐きだした土方は華から離れると「悪かった」と言って布団へと潜ってしまった
華はこれ以上は居てはいけない気がして、部屋を出ようとする
「どこ行くんだ?」
土方の声に振り向くと少し恥ずかしそうに言葉を繋げる
「今日は・・・ずっと一緒にいろ」
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