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幕末タイムスリップ
第12章 華を好きな理由~斉藤一~


華のあっけにとられた反応を見た斉藤は少しムスッとした表情で言う




「聞いているのか?」




いつものぶっきらぼうの言い方に戻り、ハッとした華はからかわれた事に気づき言い返す




「きっ、聞いてます!!重いんだったら無理に運んでくれなくてもいいですっ!」




華の一生懸命な反論にフッと笑顔を見せると、刀の手入れをし始める斉藤




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