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幕末タイムスリップ
第12章 華を好きな理由~斉藤一~


華が置いてあったもう一本の刀に手を伸ばすと、簡単に華の手が切れ、紅い血が滲み出す




「痛っ・・・」




「馬鹿っ・・・勝手に触るなっ」




大きな声と共に華の手を取り、傷口を口に含む斉藤




「ごめんなさい・・」




「・・・・」




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