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幕末タイムスリップ
第12章 華を好きな理由~斉藤一~
(そうだ・・・斉藤さんは私よりも武士としての生き方をする人だった。私一人のわがままの為に、斉藤さんを困らせてはいけない・・・)
ついて行くと言ってもきっと断られてしまうだろうと予想した華は、せめて送り出してあげなくてはと思い、溢れる涙をこらえ、懸命に笑顔を作る
「斉藤さん・・・もし、また逢えたら、たくさんお話ししましょうね」
「・・・っ!・・・・あぁ、そうだな・・・」
言葉を交わすとすぐに斉藤たちは行ってしまった
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