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幕末タイムスリップ
第12章 華を好きな理由~斉藤一~


二人は抱きしめあうと求め合うかのように、唇を合わせる



「んっ・・・無事でっ・・・よかった・・・」



「・・・ふっ・・・あぁ・・・」



色々聞きたいことはあったが、二度と逢えないと思っていた斉藤に逢えた喜びで、触れたいと思った



「斉藤さん・・・斉藤さんを・・・もっと感じたい・・・です・・」



不思議だった



いつ死ぬのか、いつ逢えなくなるのかわからないだけで、こんなにも素直に相手を求められる



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