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幕末タイムスリップ
第5章 原田左之助と華
「で、だ。土方さんが言ったわけだ。俺たちが決めるんじゃないと。決めるのは華だ。ってさ。だから華を落とした者が勝利な訳。」
「そんな勝手な・・・」
「わかってるさ。みんなもいつ居なくなるかわからん華の心を早くつかみたくて必死だったんだ。だから、その・・・新撰組の奴らと寝たのは、気にしなくていいし、華が嫌じゃなければこのまま勝負を続けたいんだが・・・」
私がトシや総司と寝たのは私の心を奪うためだってこと?
私・・・全然嫌なんかじゃない・・・むしろ今の話し聞けて、喜んじゃってるよ・・・
「いいよ・・・勝負、続けても」
「本当か?」
「そのかわり・・・冗談だったら許さないからっ」
精一杯の強がりだった
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